台湾KOM レースレポート ~逃げは辛い!高山病はもっと辛い!!~

台湾KOM レース前日
レース前日からの続きです。

4時50分にロビー集合なので、3時50分に起床する。
レースは6時スタート予定だ。
そんなに早くに起きる必要はないのだが、ゆとりをもって早起きした。

やっぱり疲れているのか、ぐっすり眠れたのだが…2回ほどトイレに起きた。
ビールと水分を摂り過ぎたのか?もしくは、緊張か?w
目覚めは良好だった。

起きて、シャワーを浴びて目を覚まして、朝食を摂る。
昨日ガッツリ食べたけど、もうお腹が減っている。
バナナ2本、おにぎり1つ、パン2つ、ヨーグルトを摂取した。

ジャージに着替えて、荷物を整理して、チェックアウト☆

皆で集合して、記念撮影(^^♪

まだ外は暗いのだ。

バスに荷物を預けて、皆で仲良く真っ暗な中スタート地点へ移動する。

今回のレース(台湾KOM)に使用した機材はこれですっ!!

ヒルクライムバイクに、初めてパワーメーター(クォーク)を取り付けたのだっ☆

飛行機輪行でホイールが壊れるのが嫌だし、105kmも走って、途中に砂利などもあると聞いたので、ホイールはレーゼロクリンチャーで、タイヤは安心のCORSAにしました。

<バイク仕様>
FOCUS IZALCO MAX
SRAM eTap(フロント50-34)
クォーク(パワーメーター)
カーボンドライジャパン ビックプーリー
レーシングゼロ(リア28-11)
Vittoria CORSA

<装着品>
ヘルメット:METトレンタ3Kカーボン
サングラス:NRC
ウエア:SUNVOLT S-RIDE PROパフォーマンスセパレートワンピース
ソックス: R×L
インソール:SOLESTAR
シューズ:LAKE CX301

今回は、TeamGreenRoadでもIgnameでもなく、KIZUNAとして出場しましたっ☆

台湾KOMにギリギリだったけど、ヘルメットとパワーメーターをテンションを上げるためにゲットしておきました!

機材と装着品は整えました!(身体は整っていない!w)

スタート地点で、チャリダーの取材を受けて、KIZUNAメンバーと時間を過ごす。
トイレに行ったり、座ってしゃべったり、ただ時間を潰したのだ☆

そして、何となく選手が並び始めたので、集団の心理が働いて、何となく並び始める。
スタート前に、一枚越澤さんに写真をお撮り頂いた☆

俺…デブいな…まぁ~63kgもあるしね…

スタート地点は出来るだけ前に並ぶ。
レースの作戦なんてない!
ファンライドなんだからっ(*^^)v

前日のバス移動中に、こんな話を聞いていた。
「何台もカメラやビデオで撮影される、かなり大きい大会ですよ。」
「この橋で前の方に居てると良い写真を撮ってもらえますよ!」
「橋を過ぎてアタックしたら、絶対に目立って良い写真撮ってもらったり、動画配信されますよ!」
「もし逃げれたら、かなり目立つので、良いですよ。後は地獄ですけど…」
「最後にアザミラインのような激坂が10kmぐらい続くので、無駄足使うと後半で死にますよ!」
などなど。

せっかく走りに来たのだから大いに楽しみたい気持ちを持っており、尚且つ、何か走った証を残したい気持ちを持っていたので、その会話を聞いて、自称自転車会のエンターテイナーの私が黙っているわけがない!!!w(#^.^#)w
(というか…皆に乗せられただけかもしれない…w)

ということで、作戦というか、思い出作りに以下の計画を立てる!

1、橋の手前では必ず先頭を走り、バッチリ写真を撮ってもらう!
2、ファーストアタックを決めて、目立つ!
3、目立った後は、牧瀬さんをアシストする!(甲高い鳥のような声を放つ牧瀬翼さんが入賞を狙っているので、FTPとパワーウェイトレシオを聞いておいたので、目立った後にアシストしようと思っていた。)

以上3点だ。
パワーウェイトレシオを聞いていたので、甲高い鳥さんをアシストしても、十分景色を楽しんだり余裕だろうと思い、ファンライドする気満々のおじさんでした。

そして、レースはスタートする!

最初の15kmぐらいはパレード走行なので、30分ぐらいはゆっくりサイクリング出来ると聞いていた。
しかし、橋が近づいてくると殺気立って来て、ペースが上がり、その時点で中切れしたりする年もあったので「前々に位置していないとダメだ!」とマコッティーニとロボット兵から聞いていた。
まさかのパレード千切れおじさんとか笑えないので、スタートして、すぐに先頭に出た!

すると風がきつい!
台湾に大型の台風が近づいて来ていたので、例年より風が強いらしい。
これは本当に無駄足だと思いすぐに下がって2列目~3列目をウロチョロして身を潜めていた。
前に出るのと、下がるのでは30Wぐらい差があった。

前に出ても、バイクや車の後ろに入れれば良いのだが、上手く入れないと、本当に無駄足…

10kmぐらい走ってからトイレがしたくなる。
どうしよう…と悩む。
沿道に逸れてトイレしている外国人を見かけるも、私もしようかと悩んだが、ファーストアタックが出来なくなる可能性が極めて高い…
マコッティーニが隣に来て「おっ!良い位置走ってますね!」と声をかけてくれた。
私は自分の膀胱容量にしか気が向いていなかったので、すぐにトイレ休憩はあるのか尋ねた。
「するなら、今ですね!」とマコッティーニは即答!!(+o+)

「どうせすぐに先頭から千切れるだろうから、千切れたらトイレしようっ!!」ってことで、当初の予定通り、橋では先頭を走り、ファーストアタックをブチかますプランに変更なし!

橋が近づいて来たのか、スピードが上がる!
そして、外から外から前に出て来て、先頭を塞がれる。

おいおい!!そんなことしたら、俺が目立てへんやんけぇ~!!!!

ってことで、外から前に出て、車のすぐ後ろをゲットして、一切譲らない作戦を取る。

そして、橋に差し掛かった!!!

一番右のプジョルニキから左に4人目に位置しており、ファーストアタックをブチかますには最高のポジションをゲットしています(^^)v

しかし、こんな写真は撮ってもらえず…オーマイだぜっ!
くそ~プジョルめ~!!!!w

橋を左折したら、リアルスタート!!!

同じようにファーストアタックを狙っている選手もいてるようなので、先頭は殺伐としている!
しかし、後塵を拝するわけにはいかないので、日本代表として(勝手に日本代表を名乗るおじさん)神風に乗るつもりで、アタック開始!

すると、私よりモアーパワーの白人男性が、カッ飛んで行く!!!!
ガッデムだぜっ!!!
パワーが違い過ぎる…
悔しいが仕方がない!

この白人男性と逃げるつもりで、本気で踏んだ!!
貧脚といえども本気で踏んでいるので、集団がそこそこ本気で追わない限り、当然ながら差が開く。
白人と高速ローテする!

すると、もう1名ブリッジして来た選手が居て、3名で逃げる。
がっつり踏む!
先頭を走っている時は430Wぐらいで、後ろに入って350Wぐらいだった。

いきなり辛いやん!w

何とか逃げが容認されるまで頑張る!
すると、集団が容認してくれたのか、距離が開いた感じがした。
いきなり心臓爆発寸前まで追い込んだがエスケープ成功だっ!!

もうすでに、太もも痛いやんっ!w

3人でそこそこの強度で回す!
しばらくしたら、急に集団の気配がして、逃げは潰された”(-“”-)”

(捕まえられた時の写真)

結構頑張ったのに…
あっという間の逃げだった。

そのまま集団の中に埋もれるのも気にくわないので、先頭をそこそこの負荷で走って、先頭を走る爽快さを味わおうと心に決めて、先頭を譲らずに走る!(これを無駄足という!!!!w)

(だいぶ集団が小さく縦長でしょう!!頑張ってるおじさん!!!)

どれぐらい逃げたのか分からないが、レース後にマコッティーニが教えてくれたのは、5kmぐらい逃げていたらしい。
急に、エブセンが強烈に集団を引き始めて、追走を開始したらしい。
それで、一気に集団が小さくなったとのこと。
女性ライダーなどもたくさん居たが、走れる選手のみが残ったので、走り易くなったと言われた。

前は譲らず、カメラマンの被写体になるために、頑張る目立ちたがりおじさん。
いや…思い出作りたいおじさん!w

ほれっ!
こんなにカッコ良い写真を撮ってくれたぜっ!!!
記念に残る一枚やん!!!www

ワールドツアーレーサーが走っているレースで、先頭を引く、目立ちたがりおじさん!!!!w

しばらく走って、さすがに少し疲れたので、左に避けて、先頭ローテを促す。
すると…一気に集団は、ペースダウン…

「そうなん!?そのままの強度で回して行くんとちゃうん!?」と思ったが、急にサイクリングになった。

急にスピードが緩むので、当然集団が横に広がって大所帯になる。
横に広がってスピードが落ちると、二発目のアタックを試みる選手が出そうだ。

この二発目のアタックに、当然ながら日本代表の私が行かなければならいだろう!!!
関係ないだろうけど、私が行くことでマコッティーニやロボット兵・小説・パパクラは、集団内に身を潜めることが出来るだろうし、日本が目立つことが出来る!(誰も目立ってくれとは言っていない!w)

ということで、集団が緩んで横に広がって、横から上がって来るアタックを試みそうな選手の動きを見て、アタックを仕掛けようと心に決める(‘◇’)ゞ

そして、そんな気配があったので、二発目のアタックを試みる!!!
急勾配になっている箇所で、集団が緩んでいるので、アタックには最高の場所だ!!!

”うりゃぁぁぁぁ~!!!!”って、貧脚代表の私だが、本気で踏む!!
セカンドアタァ~ック!!!!

実は、数日前にこんなツイートで会話していた!

そして、前日にロボット兵にアドバイスを聞くと「自分も800Wとかしか出ないので、最後まで一緒に居ても絶対に勝てないので、逃げるしか勝つことができないので、何もためらわずに逃げます!」と話してくれた。

カッコイイやん!
惚れるやん!!
サイタマン!

ということで、私の方が遥かにサイタマンより能力が低いが、同じ気持ちなので、何もためらわずに本気でアタックする!!!

後先考えずに「目立ってなんぼやっ!!!関西人を舐めんなっ!!!!」って感じで踏み倒す!
誰かが反応していることは分かったが、逃げを決定づけるために、気にせず踏む!
踏んで!踏んで!踏みまくる!!!

1分ぐらいだろうか?限界を迎えて、サドルに腰を下ろす。
そして、後ろを振り返ると、集団から1人だけ飛び出していた!

あれっ!?誰も来ないのっ!?

せっかく本気で踏んで距離が開いているので、そのまま走る。
心拍が170を示していた。
貧脚おじさんの直近5年間の最高心拍は174だよ!
ほぼマックスやん!w

310Wぐらいで踏み続ける。

300Wオーバーで逃げ続けることなんて絶対に出来ない!
最高にコンディションが良くても、持って1時間だろう。

どうせすぐに吸収されるので、目立っておこうと心に決める。

後ろの集団は、まったりしたままだったらしい!w
だから、中切れした集団も合体して、大集団となったらしい。

当然、私はそんなことは知らない。
ひたすら、踏むだけ!
目立ちたがりおじさんは、胸が焼けそうで、脚が千切れそうだった…

「10分とかしたら、吸収されて、私のレースは終わるだろう。そしたら、まずはトイレをしよう!この大自然を背景に放物線を描いてやるぜっ!!w」
そんなことを考えていた。

しかし…

10分経っても、集団が来ない…
「まだ、頑張らないとダメなのかぁ~」と思いながら、頑張って踏む。

バイクや車がパシャパシャ写真を撮っているし、沿道のカメラマンらしき人や応援者らしき人も写真を撮ってくれる。

後ろを振り返って見ると、集団が全く見えない…

「えっ!?そんなことある!?いくら本気で踏んだからといっても、所詮貧脚おじさんだし、向かい風もそこそこあって1人逃げやでっ!?」と思った。

仕方がないので踏む!
辛いやん!1人って辛いやん!
最後まで逃げ切れることなんて絶対にないのに、辛いやん!

でも、踏むしかない!w

40分ぐらい1人で走った頃に、集団とのタイム差を知らされる。

50秒!!!

「ほんまかっ!?そこそこ離れてるやん!」
本気で潰しに来られたら、一瞬で埋まる差だけど、意外だった。

せっかくなので、行ける所まで行こうと腹をくくる!

すると、1分、1分5秒、1分20秒、1分30秒、1分40秒…
頑張って踏んでいたら、タイム差が開いて行った。

めっちゃ!目立ってるやん!w
ちょ~カッコイイんじゃない!?w

かなり辛いが、気持ち良かった☆
最大1分45秒までタイム差は開いた。

このまま高い負荷で走ることは難しいので、負荷を落とす。
出来るだけ長く逃げるために、走り続けられる負荷で走る。

すると、1分10秒前後のタイム差まで縮まり、しばらくそのタイム差のまま時間が経った。

しかし、標高がそこそこあるだろうから、パワーだけでは判断できない。
標高が高いと出力が落ちることは皆さんご存知だと思う。
そんな時には、心拍数が重要だ!
心拍数とパワーを見て、走り続けました。

心拍数は160~165の間を維持。
普段の練習だとL4ゾーンだ。
しかし、パワーは段々低くなり下がって来た。

逃げている時に、スピードが乗る区間は、エアロ姿勢で空気抵抗を減らして走るのだが、スピードが出て前のバイクや車が邪魔をして、何度もブレーキを使った。
「退けっ!!」って何度か切れました!!!!”(-“”-)”
ほんまにふざけとる…

1時間半ぐらいして体力と膀胱が限界を迎えつつあった!

しかし、カメラが専属のように私の横に付いているので、頑張るしかなかった!

頑張って逃げ続ける!

しかし、体力より先に、膀胱が限界を迎え始めた!!
「逃げているのに、トイレタイムを取るという前代未聞の行為を行うのか!?」と何度も何度も自分に問いかけた。
走りながらおしっこしたことないし、やろうとしてミスったらカッコ悪いし…
「もう諦めて垂れ流してしまおうか!?」と考えたりもした…

「早く追いついて来てくれ!!」って思いながら逃げる私。
もし、まだしばらくこのまま泳がされるなら…
そう考えると恐怖しかなかった。

私は、一人逃げをして、集団と戦っているわけではなく、自分の膀胱容量と戦っているのだ!w

結局62km地点で、ブリッジ!?して来た選手が私に追いついた。

その選手としばらく走ったが、自分のリズムで走れず脚が攣りそうになり、残り40kmを考え「御役目御免!」ってことで負荷を下げた。

そして、65km地点で20名ぐらいの先頭集団に追いつかれた。


マコッティーニに「お疲れ様っ!」と声を掛けられた。
少しだけその集団の後方で走ってみたが、かなり楽だった。
やっぱり集団の利って凄いわ!

その中に女性が1名だけ居た。(女性の台湾KOMチャンプ)

そして、脚がやっぱり攣りそうなので、先頭集団とバイバイした。
集団のケツに、パパクラと小説がついていたが、かなりきつそうだった!

私の台湾KOMは、65km地点で幕を閉じました。
まさかの2時間逃げ!!!!
苦しかったぁ~!!!!
辛かったぁ~!!!

ちなみに、55km地点ぐらいから、バーケランツというAG2R所属の選手が96km地点ぐらいまで、引き続けたらしい!!!
バーケランツが前に出ると急にペースが上がり、多数の選手がリストラされていったらしい。
それで、急に私も吸収されたということです。

この選手!ツールドフランスでステージ優勝していたり、ベルギー選手権で3位とか、ツールやブエルタなどで総合20位以内に入るアシストだ!!!
そりゃ~ガンガン引けるわけだわ!

ちなみに、私にブリッジした黒い服の選手が敢闘賞を取ったらしい!
「いやいや!俺やろ!?」と思ったのだが、有名な強豪選手で人気者らしい!
地元贔屓らしい。w
マコッティーニが「レースを作ったのは、兼松さんとバーケランツだけでしょう!!だから、敢闘賞は兼松さんでしょう!」と言ってくれた(^^♪
山神に認めてもらえる走りが出来て嬉しい☆

ちなみに、先頭集団を見送った私は、すぐに大自然を背景に放物線を描いた!ということは、言うまでもありません!!Σ(・ω・ノ)ノ!w

ゆっくり画家気分を満喫した後、ゆっくり走り出す。
甲高い鳥さんを待とうと、ゆっくり流す。

しかし、先頭集団が過ぎてから誰も来ない…

しばらく流していると、15名ぐらいの第二集団がやって来た!
その集団の中に入る。

楽チン!楽チン!

しかし、この集団の中に翼さんは居なかった。
どうしようか悩んだが、この集団に居ないということは、かなり後ろだと思うので、このまま走ることにした。

この集団のペースなら余裕だったので、しばらく景色を楽しんだりしたのだが…
この集団は、勾配がきつい箇所では負荷がグイ!っと上がって、緩むと負荷が落ちる!
インターバルトレーニングか!?と突っ込みたくなる。

逃げでかなり脚を消耗しているので、勾配がきつい箇所での高負荷が辛い…
「その後、ガッツリ緩めるなら、グイっと上げんなよ~!」って心の中で呟きながら、ついて行く。

そして、標高2,500mの看板が見えた!
そして、残りの距離10km!!!

絶望しかなかった…
前に見えるのは、壁のような坂…
残り10kmもあって、900mもアップするの???

脚がカスカスやのに…

ここで集団は崩壊。
上れる人と上れない人が、はっきりと分かる!
何となく付いて行ける物ではない。

マコッティーニは、きっちり表彰台をゲットして「素晴らしい!」の一言に尽きる!!!

地獄の壁のような坂を、ひたすら耐えて上る!
頑張って踏むしかない!
誰かを抜かすとか、タイムを縮めるとか、そんなことはどうでも良かった!
早く走り終えたい。

油断したら脚が攣って終わってしまうので、脚が攣らないように細心の注意を払って、走った。

しっかり踏んでいる感じなのに、170Wしか出ていない!
そして、心拍が150台だから、笑うしかない!
普段の練習場所なら、心拍150台なら290wは出ているだろう。
疲労なのか?標高が高いからなのか?
とにかく、後半の激坂区間はパワーが出なかった。

ゴールまでの9kmで、平均パワーが165Wで、平均心拍が153回で、42分走っている。
如何にパワーが出ていないのかが分かる。

辛い辛い坂で、日本語で応援してくれる声が聞こえる!

SUNVOLTの橋本社長とコリンちゃんだっ!
かなり嬉しかった☆

頑張って踏む。
脚が攣らないように、丁寧に丁寧に…

そして、何とか耐えて地獄の壁を乗り越えて、ゴールすることが出来ました(^^♪

疲労困憊だった。

ゴールすると、すぐにチャリダーの撮影スタッフさんが声を掛けてくれて、インタビューを受ける!
チャリダーでは台湾KOMを2週連続で放映されるようなので、楽しみだっ!
漢逃げの私が写っていなかったら、マジでクレームの電話入れる!!!!w

すぐに、パパクラさんと小説さんが声を掛けてくれて、会話する。

2回アタックを行い、1回目も成功し、2回目は大成功で、まさかの1人大逃げ!
2時間も一人旅をすることになったが、良い経験が出来た!

逃げて捕まったら地獄…と聞いていたが、本当に地獄だった。
脚が無い状態で走り、最後にエグイ激坂!
笑うしかないのだが、笑えないぐらい辛かった。
こんなに早く終わってくれ!と思って走ったことはないな…w
俺の膀胱ちゃんも、良く我慢してくれた☆w

レース後に生姜湯があるとのことで、生姜湯を頂く。
温かくて美味しかった。

山頂はかなり冷えるので、数キロ下山してバスに向かう。
下っている最中に、急に手が震えだし、気持ち悪くなった。

低血糖だと思い、バナナを食べて、水を飲んだ。

頭も痛くて、ぼんやりして、嘔気を覚えた。

バスで、ジャージの上からズボンや服を着て、椅子に座る。
「生姜湯が当たったみたいなので、ちょっと寝ます!」と言って椅子に横たわった。

段々としんどさが増してくる…。
頭が痛い…。
胸が苦しい…。
吐き気がする…。
手が震える…。

さっきまで普通だったのに、急激に身体に変化が現れた。

トイレに行って、吐く。
先ほど食べたバナナや胃の残物が全て出た。

バスに戻る。
震えが止まらない…

マコッティーニの奧さんにダウンをお借りした。
ジャージなどを全て脱いで、持って来ている服を全て着た。
それでも悪寒は止まらなかった。

気持ち悪い…
しんどい…
頭が痛い…

「高山病だ!」と誰かが言った。
生姜湯が当たっているのだと思っていた。

血中酸素濃度が低下して、臓器不全が生じて、様々な全身症状が出る…
どうすることも出来なかった。
ひたすら、バスで倒れていた。
何回も吐きに行った。
おならも出て、下痢気味にお腹の調子も悪くなってきた。

死ぬ…このままじゃ~死ぬ…と思った。
早く下界へ…
早く…

10時40分に発症して、下山開始出来たのは15時だった。
何故そんなに下山が遅かったかというと…
一緒に参加した「グルメライダーなのに台湾KOMに、なんか知らんけどエントリーしてしまったと話すなおっちさん」が登頂してこないのだ。
足切り時間は過ぎたが、回収車にも乗っていないらしい。(意識が朦朧としていたが、その言葉だけは聞こえていた。)

脳浮腫や肺水腫などが発症したら、重症だ…

恐かった。

フラフラになりながら、橋本社長に助けられながら自転車を片付けたのだが、ほとんど記憶に残っていない。

なおっちさんが登頂してきたら、すぐに自転車をバスにそのまま載せて走ってくれたことは覚えている。

なおっちさんがどこで言われたのか覚えていないが、私に「遅くてごめんなさい」的な感じで謝罪されていたのを覚えている。
私の方こそ、弱ってしまってゴメンナサイでした…

バスに戻ってから、下山して外で寝ている時までのことは、ほとんど覚えていません。
トイレで吐いている時だけは、意識がクリアだった!
胃と腹筋が攣って、身体を伸ばさないと辛かったのを覚えています。

こんなことをネタで書けるぐらいで済んで良かった☆!(^^)!

そんなこんなの台湾KOMでした。

順位は、エリートで25位でした。
橋を渡って、ファーストアタックしたところからゴールまでのデータを記しておきます。

走行時間:3時間57分14秒
平均Wパワー:205W
NP:227W
平均心拍:152回

よ~頑張りました!!!

「逃げたりせずに、集団に身を潜めて、少しでも良い順位やタイムを狙ったらどんな結果なのだろうか???」と、考えなくもないですが…

”また、高山病になったらどうしよう…”って不安の方が大きくて、”来年も絶対走るぞ~!!!”とは、思えていないですね~(#^.^#)
高山病対策を調べたりしてから、来年出走するのかどうかは考えます!
でも、レース自体は最高に楽しめました☆

メチャクチャ綺麗ですからね(^^)v

他の選手の写真も添付しておきます!

※”グルメライダーなのに台湾KOMに、なんか知らんけどエントリーしてしまったと話すなおっちさん”の写真だけ見つけられず…すみません。

この大会にお誘い頂き、そして、様々な手続きや手配などを行って下さいましたSUNVOLT橋本社長をはじめ、SUNVOLTの社員さんにこの場をお借りしてお礼申し上げます。
そして…何度も言いますが…
高山病になり、ご迷惑をお掛け致しました。
どうもありがとうございました。

ちゃんと目立ったぞぉ~!!!!w

Changingman 兼松大和

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