全日本マウンテンサイクリングIN乗鞍 2018 ~前日~

乗鞍ヒルクライム 前日 2018年8月25日(土)

1時過ぎに床に入るが、なかなか寝付けず、起きては寝て…起きては寝て…を繰り返す。


結局しっかり寝れず、3時過ぎに起床する。

起きて体重を計測すると、56.8kgなので目標値を達成。
浮腫みは全くなし!エネルギーがある程度満たされていての体重である!
排尿排便を済ませていないので、本当に目標通りに調整出来たので、とても満足感でいっぱいの体重測定だった。

本当にがっちり狙っているレースなので、前日土曜の食事もドカ食いせずに、消化吸収が良い物を小分けに摂取することにしていた。
朝食は3時過ぎにオートミール30gにドライフルーツと少量のナッツを混ぜて、ヨーグルトに蜂蜜を入れて食べた。

乗鞍への出発は、例年通り7時に職場に集合。
バスと運転手をチャーターしており、移動のストレスは無しと言っても過言ではない!
集合時間までに、荷物の再確認と、自転車の最終チェックを入念に行った。

そして、レース仕様の愛車で軽く走りに行って下肢に血流を流しておくことにした。


もうね~!最高っ!!って感じでした。

ずっと…ずっと…7月8月とずっとずっと…疲労を抱えたままトレーニングを積んできた。
CTLを高く保つためと、ダイエットするためと、レース直前に高い負荷を与えてから身体を休ませて超回復させて能力を引き上げるために(オーバーリーチング)、疲労を蓄積させて来たのだ。
それを乗鞍最終週から強度を一気に落とし、コンディショニングを行い、疲労を抜いたのだ。
そして、栄養を入れたので、身体がエネルギーに満ち溢れ、筋疲労がなく、本来出せる能力以上に力を発揮することが出来る状態に持ってこれたのだ。

これは、伊藤透コーチのアドバイスの賜物☆
本当に感謝です!!

30分ほど走っただけだが、機材の軽さ(重量・抵抗)を実感すると共に、自分の身体の状態の良さを感じることができ「仕上がった!」と、とても自信を持てた。
この段階で、自信を持てるかどうかは、極めて重要だと思う。
自分を信じれるかどうか?が極限の状態での判断に影響を与えるのは当たり前の話。

苦しくて辛い時に、自分を信じて勝てる可能性のある選択肢を選ぶためには、取り組んで来た過程と、その想いと、自分を信じる力が大切なのだ!
完璧だと自分で思えるぐらいに、身体も自転車も仕上がっていることに、満足だった。

機材や荷物を車に積み込み、留守にするので畑の野菜達の顔色を伺いに行き、風呂に入って出発。
集合場所に向かう途中に24時間オープンしている薬局があり、薬局に寄り道して、ドリンクや物質量が少なくて炭水化物の量が多い高カロリーなアイテムをゲットして、仲間と合流した。

バスの運ちゃんが遅刻するという、ちょいとしたハプニングがあったが、バス移動も4回目となると手慣れたもので、総勢13名で協力して、チョチョイノチョイ!と荷物を積み込んで、いざ乗鞍へ!

エナジージェルやおはぎ、良質なカステラを移動している最中に小分けにして食べた。
途中のサービスエリアで、クレープを購入し、熟させておいたバナナと一緒に食べて、脂質も摂り入れた上に、塩抜きで体内水分をコントロールしているので、失い過ぎないようにカリウムやナトリウムも摂取しておいた。

移動中に田村監督が毎年持参してくれるツールドフランスの特集DVDを見ながら、皆でワイワイ盛り上がりつつ、PCでブログをポチポチ作成していました。

途中で休憩するサービスエリアでは、サイクリストっぽい人達の視線をかなり感じる…
ちょっと目立ち過ぎた感があるな…(笑)
トイレで声を掛けて頂いたり、コンビニで声を掛けて頂いたり、会釈されたり、一大イベントの時は顔が割れているので悪いことは出来ないな…w
かなり嬉しいのだが、blogやTwitterやFacebookでイメージしている兼松大和像と、実物の違いを気にしてしまう私がいるのです。w
まぁ~基本的に、ありのままの~姿見せるのよ~♪なのですがっ!

14時半頃に、毎年お世話になっている「眺峰館やまや」という旅館に到着ビーン!!!

サクッと荷物を降ろして、簡単に自転車を組み上げてから、皆で受け付けへ。

今年の参加者は、13名。
選手:田村監督、坪さん、片岡さん、土肥ちゃん、ナカジ、ヤス、北川、モトハル、ヤマモト君、私。(行く気満々だったが、入金していなくて突然キャンセルの上地は不参加…)
サポート:シロ、うめ、コガチンピラ

大会会場に行くと自由行動。

私はいつも通り「受け付け→インタビュー→ブース周り」という流れ。

インタビューでは、ライバルというか、強者として3名の名前を挙げた。
優勝候補:田中のニコちゃん!
絶対王者:森本マコッティーニ!
控え目で底が見えない:突然千切れおじさんの俊介!


練習での力を発揮するなら、絶対ニコが強い!
でも、マコッティーニは、絶対的王者としての身体能力と知力を持っており、必ず仕上げてくる!
俊介は、謎だらけだけど、確実に強くなってきており、ベースがしっかりしているので、調整がハマればダークホースとして存在を発揮するはず!
私は…完璧に仕上がっているけど、この3人より能力としては劣っているのは明らかだから、レース展開をしっかり把握して、勝負所を逃さなければ勝機があるのではないか?と思っていた。

お世話になっている方々や、明日戦うであろう選手達にご挨拶し、強豪選手達の身体の状態をチェックする。

今年は、雑誌を持参されて私を待ってくれている方や、昨年一緒に写真撮影させて頂いたものを現像してA4で持参された方などが居て下さり、本当に恐縮する次第であります。はい。。。
まさか…サインを何回も記載することになるとは、思いもしませんでした。w
でも、想定しておいて行きのバスでサインの練習をしたり、仲間がペンを持って来てくれていたり、備えあれば憂いなしでした!www

ちなみに、雑誌に最初にサインしたのは、田村監督でしたぁ~!!!!(^^)!

シクロシーズンに向けて、LAKEシューズを試着させて頂いたり

レックマウントでおばちゃん回避用のベルをゲットしたり

EPAの話をお聞きしたり

サンボルトはいいぞぉ~!!って言ったりw

悪魔おじさんの愛車でおちょけてみたり(人だかりが出来てしまった…w)悪魔おじさんありがとう☆



あっという間に時が過ぎました☆

皆で集合し、仲良く宿へ戻る。

ここで特殊能力を持つモトハルが、すぐに四つ葉のクローバーを発見する。

普通に歩いていて、パっ!!と見つけるのだから、本当に凄い!!
しかも、宿に戻るまでの間で2つも!!!

幸運の四つ葉のクローバーなので、どうしても欲しくて「一つおくれ!」とお願いしたら、あっさり頂けた☆

そして、食べた!w


少しでも運気が上がるなら、神頼みでも、クローバー頼みでも、何でもやる!
とにかく、こんなことでも「やれる事は何でもやる!!!」という感じだった。
勝ちたい!ベストで挑みたい!少しでも運気を上げたい!

生まれて初めて食べたクローバーは、とても苦く、繊維が多く、舌がピリピリした!w

宿に戻り、自転車の再チェック。
変速はもちろんのことだが、この場面でのチェックは、空気圧のチェックが最重要!
空気を入れ、適正空気圧をチェックする。
標高が高いので普段の場面とは違うであろうから、実際に空気圧を変えて、同じ区間を何度も走る。
空気を入れて200m走って、下って来て、ワンプッシュ空気を抜いて、同じ区間を同じギアで上る。
ダンシングする場所も同じ区間で行う。
ワンプッシュする前と後で、自転車の跳ね具合いやダンシングの路面の喰いつきや抵抗感などをチェック。

納得のいく空気圧を決定し、宿に戻って、温泉に入った。
身体の血管が浮き出ていて、いつでも走れるような状態だ。
昨年と違い浮腫みは全くない!やはりコンディショニングは完璧だ!
絞り過ぎると脚が攣ったりしてしまうのだが、そんな予兆は全くない!
最高の状態と言って良いだろう。
温浴・冷浴を交互に行い、全身の血流を良くしておいた。
入浴後にはIgnameオイルで入念にマッサージし、バス移動で多少は下肢にプールされたであろう血液の循環を促した。
変な緊張もないし、申し分ない!

そして、夕食。
カツカレーを出してもらった。

カツを食べようか悩んだが、旅館のオーナーが「勝つように!」とカツカレーをチョイスしてくれたので、食べることにした。

本来なら食べない方が良いと思う。

おそらく、しない方が良いかもしれない…と思うことは、クローバーを食べたことと、カツを食べたことぐらいじゃないだろうか??

それでも、影響は極めて少ないだろうし、影響が出ないように、メンバーの中で一番最後まで食事に時間をかけた。
カツが粉々に口の中で、繊維を全て噛み切るぐらいに咀嚼してから、飲み込んだ。

そして、明日のウエアを選択する。
皆で仲良くゼッケンをつけ合いッこする♡

メンバーに、サンボルトのS-RIDEのSLジャージ上下とProfitワンピースを見てもらい、意見を聞いた。
ついでに、メッシュセパレートワンピもGOODなので見てもらった☆
(結果的にメッシュワンピは、北川が着用することになった。)

ワンピース。

SLジャージ。

明日のレースの天候は、晴れ予報。
日差しも強そう。山頂の風はそこそこ強いらしい。

暑さ対策なら、間違いなくSLジャージの勝ち!
軽さもSLの勝ち!
空力はワンピースの勝ち!

悩んだ結果、SUNVOLT S-RIDE SLジャージに決定した!
何人かに問い合わせを頂いたのだが、SLジャージのレーシングパンツは、まだ試作品であり、商品化されていません。
いつ発売されるのか知りませんが、こんなツイートはありました。


ワンピより軽くて涼しいので、本気のガチクライマー達は、商品化されたらSLジャージを着ることになるんだろうなぁ~。

全員のジャージを集めて、出発時間や集合時間を決めて、先にゴールしたメンバーが荷物を集めておくことにした☆

こんな作業もサポーターの女子二人がチョチョイとやってくれて、写真をシェアする。
非常に助かります♡

明日の準備を終え、再度温泉に行き、21時半には就寝しました。

レース当日へ続く。

Changingman 兼松大和

 

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