お気持ち整理 ~富士ヒルクライム2023レース 雑感~

何から書こうかしら???
適当に書き殴るので、読み難かったりするけど、許して下さい。
振り返って記事修正せずに書き続ける方法で今回は行います。

モトハルの優勝を見るために富士ヒルにエントリーして参加したくせに、自分もレースがしたいという気持ちが消えず、何とも中途半端な参加の仕方ばかりしているのが、もう少しで43歳になるおじさんなのです。。。

少しでも自分もレースを楽しむため、突貫工事で1週間で4kgほどダイエットを行いました。

1週間前に30分の峠でTTをしたら293Wだった。
体重が64kg前後なので、4.57倍ぐらい。
きっとFTPは285Wぐらいだろうなぁ~と推測していたので、違和感がない。

年末のコロナ罹患後から、意味が分からないぐらいにパワーが出なくなった。
3日40度オーバーの熱が出て、38度台が4日続いて、本当に死にかけた。。。
人生で1.2を争うぐらいしんどくて辛い1週間を過ごした。

そこから、全くもって身体がおかしいのです。
そんな中でもめげずにコツコツ乗ってきたら、少しは戻ってきた。

このままではレースでは1合目までも着いていけない…
主催者選抜に出ても何も楽しめない。

ということで、無理やりパワーウェイトレシオを上げました。
過去に1週間で4kgぐらいダイエットしたことがあり、その時は伊吹山で3位だったはず。
あの時も電解質のバランスが崩れて、後半に垂れて足が攣りかけた記憶がある。

それでも、少しでも臨場感を味わいたかったので無理やり痩せた。

無理やり痩せました。辛かった。。。

こんな無茶なことをしたらパワーも下がりますが、4kg分の差を無くすほどは下がりません。
で、実際はどうだったかというと…

10分30秒で先頭集団から遅れました。
ちょうど1合目です。。。
何とか1合目までは持った…という程度のことです。

昔は、「普通に走っていたら3合目までに過半数がいなくなるんです。」とかニコとしゃべっていたが、まさに過半数の中の一人になった。
先頭集団に10分しか残れない。。。
これが現実です。

そして、その後第二集団で何とか走っていましたが、手足の冷たさが異常で、足の感覚がない…
手も痺れるし…「あぁ~冷えたしこれは攣るな…」という感じでした。
脚がしんどいとか、胸が苦しいより、攣りそうで怖い…という感じ。
徐々に攣りそうな気配が増えてきたので、迷惑をかけないように集団後方でヒラヒラさせてもらって、40分の時に攣りました。

はい!終了です。
一度自転車を降りて、直ぐに走り出したのですが、もっと激しく攣ってしまい完全にストップ。
ちょっと休憩していると、森本さんグループ、そしてマツケンサンバのグループが追い抜いて行った。

少し回復したけど、力を入れると攣りそうなので180Wぐらいでタラタラ走ってゴールしました。
途中で、主催者選抜の女子が来ないかなぁ~と思って、メチャクチャゆっくり走っていたのですが、モトバイクに聞いたら、まだまだ来ないよ!と言われたので、先にゴールすることにしました。


※レースのデータ(自転車を降りているし、休憩している!w)

そんな感じのレースでした。
さて、レースの目標ですが…

たまたまアップしている時にマツケンサンバと一緒になって会話しながら走っていたのですが…
「どこまで先頭に食らいつけるかチャレンジです!」と伝えると、そんなことしたらオールアウトして終わっちゃうよ!と言われたのですが、ちゃんとオールアウトできました☆

今年の心拍のピークパフォーマンスはしっかりと更新しているので、しっかりと追い込めたということでしょう。

そして、パワーを見るとショボショボですが、ダイエットせずに64kg前後でパワーが15W高くてもきっと千切れていただろうし、もっと早くに千切れていたと思う。

なので、レースを楽しむ、少しでも先頭に長く残る、という意味では突貫工事ダイエットは無駄ではなかったと思います。
一週間前の本気TTのデータから推測すると、パワーが下がったといっても、決して25W~30Wもパワーは下がっていないですからね。

現実は、こんなもんでしょう。
単純に実力不足です。

ちなみに、反感を買うかもしれませんが、ゴールドを取るとか、プラチナを取るとか、そういう目標はありません。
なので、千切れた後に、頑張ってゴールドを目指しましょう!と言われても、まったく心が鼓舞されないんです。
1人でTTして1時間切れてたので、今はそんな能力はないですけど、プラチナやゴールドのタイムを求めたいということが、今の私の頑張る動機付けにはならないんです。

別にタイムを目指して取り組んでいる人を否定しているわけではなく、私はそうではないというだけの話です。

タイムを目指してトレーニングして結果を出している人たちの表情は、本当に素晴らしくて清々しいですし、見ていても嬉しくなりますからね。
やっぱり努力って目標があってそれに向かって取り組む過程を楽しむものだから。
そして、その過程から生まれた結果から、いろんな感情が芽生えて人を豊かにすると思っています。

私は、そもそも努力していない中途半端なので、ひねくれ者のようなブログを書いているんです。
やさぐれています!w

弟子のモトハルが素晴らしい結果を出してくれています!
凄く嬉しいのですが…
時に心に刺さる言葉があるんです。。。

それは応援してくれている言葉なので素直に嬉しいのですが、私の心が時にその言葉でダメージを受けるんです。
本気でテッペンを狙って戦ってきて、実際に優勝したり、優勝争いを数年してきた私には刺さる言葉があるんです。

「兼松さんの結果は!?」
「兼松さんのタイムは!?」
「ダブル優勝して下さいね!」
「師匠の結果も期待しています!」
などの言葉です。

特に、私の結果に対するコメントは、私の心に刺さります。
それは、走れていない自分が情けないと感じるからです。
もっと走れるトップの選手でありたいと思う気持ちがあるからです。
そして、もっと走れるというイメージがあるからです。

しかし、現実はそんなに甘くはありません。
自分のことだけにフォーカスした練習は、出来ないのです。
もちろん、自分で選んだ選択なので何も後悔はないです(^^♪

これは自分で言うなよ…と言われるかもしれませんが…
私が指導アドバイスして一緒に練習していなければ、モトハルは過去の乗鞍2位、乗鞍優勝、今年の富士ヒル優勝は出来ていないのではないかと思います。
また、身体の状態や発揮できるパフォーマンスを想定してのレースアドバイスも、かなり有益であると思っています。

一緒に並走して行う練習は、ただメニューを渡すだけの練習とは意味が全く異なります。
北川を鍛えている時も、同様でした。
また、データを管理し、練習前後のヒアリングを毎日行い、ベストの練習内容と思われるものを提供する。
それなりの時間を使うことになります。

直近1ヶ月は、自分の練習はできなくなります。
それで良いと思って関わっているのですが、何故か周りの言葉が刺さるんです。。。

最近は、モトハルも父親のような教育をする私に対して意思表示をするようになってきました。
「来週も一緒に練習をお願いします!」とか言ってきた時は、鳩が豆鉄砲を食ったよう顔になっていたと思います。
「乗鞍に向けてもお願いします。」とか言えるようになって来ました。

今までは、モジモジしているので「やったろうか!?」と声を掛けて「はい!」みたいな感じで行っていました。

「コーチしてもらう、練習してもらう」という強い情熱を感じないならやりません。
私が、モトハルのコーチをして良かったと思わせてくれないとやりません。
なので、言葉で態度で示すように伝えています。
他人の時間は、そんなに安易に手に入りません。

引っ込み思案のモトハルには、「しっかりと表現しなさい!言わないと伝わらない!」と伝え続けてきた結果、仕事でも私生活でも表現が出来るようになってきました。
かわいい女の子というだけではダメです!(父ちゃん厳しい!w)

今から7月中旬までは、自分のトレーニングに時間を割きます。
それまでは、基本はアドバイスやベース作りのメニューを渡す程度です。

私は沖縄とシクロクロスに向けて取り組んで行きたいと思います。

次、私のリザルトとかに対するコメントを言った奴は、全員しばく!w
嘘です。

このブログを書きながら、自分の気持ちを整理していたんです。

気持ち整理するブログをご覧いただき、ありがとうございました。
かなりハードルの高い乗鞍連覇を目標に、頑張ります!(モトハルが望めば!)
引き続き、応援よろしくお願いします☆

Changingman 兼松大和

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