2023年 スズカ5ステージ ~THE LAST TORORO STARS~

真夏のお祭りシマノ鈴鹿5ステージ。
出るたびに「なんで俺は友人の誘いを断れないんだ…」と少し後悔しながら参加している。
でも、参加したらいつも楽しいんだけどね!

乗鞍1週前になるので、弟子達の稽古に忙しい。
何より自分自身のパフォーマンスアップは捨てて、完全に弟子達に時間を割いているので、5ステで戦力として戦える自信を持って挑んだことがない。

とはいえ、弟子達の稽古に付き合っていれば、自然とCTL90ぐらいまでは上がるので、負荷の高い練習やネガを潰す練習は出来ないけど、走れるけど強くはないレベルには仕上がるのだ。

今年は弟子4名の日々の状態確認、メニュー作成、メニュー時の注意点伝達、相談対応などを行っており、正直忙しい。
自分の時間がなくなる。

感想を聞いて、データを見て、あれこれ考えて、伝達して、一緒に稽古して、なかなかハードです。
でも、本当に自分の時間を割けば割くほど、弟子達が強くなり仕上がって行くので面白く楽しい。

上手く行かない不調の時も「何故そうなのか?」と色々考え「上手く乗鞍に向けて仕上げてあげることが出来ないかもしれない…」と不安になることもあるが、弟子を信じ、自分を信じ、過去のデータを見返し、生理学の本を見直したりして過ごす日々は充実しています。

いかん!全然話がそれている!!!

ということで、強くはないが、まぁ~走れるやろ!ぐらいの感じで鈴鹿にINしました。

チームメンバーは以下の通り。(トヨカツのブログパクる!)
・チーム最高齢まだまだ現役(主に下半身)イワさんことパパ
・スズカは役に立たんとシャミる野菜おじさんことわい
・5ステージに向け過去イチの仕上がりキョーシロー
・JPT前半戦で仕上がったユキ
・オールドボーイでヤングボーイなエアロ小僧イツキ
・ダメダメとか言ってもきっちり逃げに乗る逃げ屋トヨカツ

初日は、落車祭りのロード、短時間悶絶個人TT、混走となってカオスとなるチームTTの3レース。
2日目は、高速クリテ、毎年ドラマがあるフルコース7周のロードレースの2レース。

第38回 シマノ鈴鹿ロード
会場:三重県 鈴鹿サーキット
種目:5ステージ・スズカ
天気:晴れ
距離:
1ST ロードレース 5.8km×5周 29km
2ST 個人TT 2.2km×1周 2.2km
3ST チームTT 5.8km×4周 23.2km
4ST クリテリウム 2.2km×5周 11.2km
5ST ロードレース 5.8km×7周 40.6km
出走チーム:20チーム

詳細を記載しようと思ったが、トヨカツとイツキのブログでええんじゃね!?となって、乗鞍で忙しいのを理由にブログの詳細は記載しません!
しろ!と言われてもしません!

簡単に備忘録だけ。(でも結局してしまった…w)

・スタート前
日々の疲労により、まさかの寝坊…
出発予定時刻の5分前に起床する大失態。
スーパー急いで家を出て給油してから、3.6Lのエンジンが火を噴いて、予定時刻の1分前に到着。
到着寸前にトヨカツを見つけ大阪奈良組が仲良く一緒に到着するも、キョウシロー、イツキ、ユキ、パパが来ない。

キョウシロー、イツキ、ユキ・パパの順で到着。
ユキ・パパは30分も遅刻しやがった!
迷惑をかけてしまうということで爆発しそうな心臓と、真っ暗な中オービス探しにクタクタになった俺の目に謝れ!!!
Ignameタイムという言葉があるが、正にそれだった。(悪口です)

・1ST ロードレース 5.8km×5周 29km
作戦は何も決まらず。
ネレバニが優勝候補大本命なので、ネレバニを含む強い逃げは潰す。
みんな好きに走っていいけど、スプリントになりそうだったらユキを発射させよう!ということで話した程度。


ノーアップでスタートして、いきなり脚が千切れそうで、アップしなかったことを激しく後悔。千切れるかと思った。。。
何周目か忘れたけど、確か2周目にタケロウ・ケンタ・バルバの人・わいの4名の逃げ成功!


狙ったタイミングで上手く成功したけど、いや…メンバー強すぎるのでクソ苦しい。
ケンタの引きが強すぎて草。


そんな回し方したら逃げで潰しあうやん!と思ったけど、辛すぎて言うことも出来ず…

こんな逃げを許すわけもなく、ホームストレート手前でキャッチ。
その後、トヨカツとキョウシローを含む逃げが出来て、イツキと2人で追走をチェックするお仕事。
逃げ切れ!と思っていたが、最終周のスプーンカーブで逃げをキャッチしたので、ユキのスプリント作戦へ切り替え。

イツキ、わい、ユキの順で隊列を組んで、先頭付近を位置取り。
下り手前でなかなか前に出ないイツキに大声で「イツキ!!!出ろ!!!」と叫んだら、気づいたイツキが大外からまくって行く。
加速が早くて、ダンシングで追いつく。
この行動がダメだと後で知る。。。すまぬ。
イツキが引いた後にわいが出て、ユキを300m前後で発射する。

しかし、ネレバニの川崎脳筋おじさんに敵わず3位との結果だった。

レース後に部屋で反省会。
イツキが出るタイミングが少し遅かったこと、イツキに出ろ!と叫んだことでイツキが加速したので後ろのわい・ユキはその瞬間に800W前後で踏んでしまっていること、その後スプリントでもう一回踏んでいるので短い時間で2回スプリントのような動きをしてしまっているとの指摘を受けた。
ど素人ですみません、、、、


思ったことをしっかりと表現する感じなので、学びとなった。
しかし、イツキの後ろは風を受けまくるのでやはりエアロ小僧だ!
そして、なんなに長くあのスピードを維持するので、わいよりかなり強いのでわいは役に立たんと改めて思った。

後、パパが控室で鼻血を流していたので大丈夫ですか?と聞いたら、一発目の落車に巻き込まれて鼻を打ったそうだ。
ずっと鼻血が出ていて、血を流しながら昼飯を食う姿はシュール過ぎて草。。。
元々、鼻が高いので打ったから腫れているのか、元々なのか、分からなかったが、いつもに増して魔女鼻だった。
魔女鼻パパw

・2ST 個人TT 2.2km×1周 2.2km
個人TT。大嫌いな短い時間の短時間ハイパワー領域のレース。
前回はロードにDHバーとディスクホイールを付けて挑んだけど、02’53”.67という結果。
今年は、TTバイクだし、そこそこエアロポジションだし、大幅にタイムアップするだろうけど、まぁ~真ん中ぐらいの順位になるんだろうなぁ~というイメージ。

全力でもがくのみ!

結果は、02’41”.53で8位。
大腿お化けのトヨカツと0″.30秒差!
個人的には大健闘だけど、チャリダーに出ている伊織にも負けているのでなんか悔しい。


下りでギア足らんかった。
苦手な領域なので仕方がないが、仕方がないではダメだと思った。

この時点で、団体総合の秒差はネレバニとほぼなし。
個人総合は、ムキムキ川崎さんがトップで、キョウシローが2位。10位以内に、ネレバニ3名、THE LAST TORORO STARS(わいのチームだが、Ignameではなく、ザラストトロロスターズです!w)が3名入っている。
そのトロロの3名の一人がワイである。

あれ!?雑魚キャラで人数集め的存在だったのに、何故か頑張らんとあかん順位やん!
パパ・イツキは、個人でも団体総合でもタイムに関係ないランキングなので、アシスト要員確定!

ユキは、サドル交換したらサドル高が高くて、頑張って踏むとタマタマが擦られてトロロになってしまうために踏めなかったとのこと!アホかっ!お前!何してくれてんねん!

ということで、3STでワイが頑張らんとあかんことになってしまった。。。

狙っていたトヨカツとキョウシローが落ち込んでいる。
トヨカツは、ワイにコンマ差にされたことが癪に障るようであった!失礼な奴め!
そして、キョウシローは仕上がっていたのに優勝できないことに落胆が酷かった…

おい!その鬱憤をチームTTで晴らすんじゃないぞ!と思っていたが、思っていた通りとなる…

・3ST チームTT 5.8km×4周 23.2km
TTT(チームタイムトライアル)は、ある程度身体を仕上げていないと地獄の苦しみを味わうのである…
しかも、上位3名のタイムがチーム総合タイムになるので、わいが千切れられない…
ユキのアホ!

コネクション使いまくって、ノコを借りてレース前にシートポストをカットするユキ!w


作戦は、正直聞いていなかった。死に物狂いでついて行くだけ。
千切れたら全員から袋叩きにあうので、頑張るのみ。

出走順番も決めてもらった。
問題は、脳筋キョウシローが爆発して飛ばし過ぎてチーム員をことごとく抹殺しないか?だけである。

スタートは軽量でロードバイクのイツキが引くことに。
全員がそろってから加速しよう!って言ってたのに、スタートしてすぐに一人飛び出して、お前もキョウシローと同じく脳筋かよ!バカっ!と心の中で叫んだ。

結局、いつきはシケインまで一人で走ってしまい、アシストの役割ゼ~ロォ~!!!!w
全員が揃ってマイルドに加速が始まったら、キョウシローが出るとスピードがグイっ!と上がる…

いや…上げ方が雑い…
前が開いた瞬間に加速するとかど素人かよ!
スタートして1/4も経たない内に、魔女鼻は魔女狩りされた。。。


この後、魔女狩り!w

キョウシローの加速後に、そのスピードを維持するのはきつすぎる…
そんなに加速するなら、そのまま長く引けば良いのに、加速してローテされるので、スピード維持して後ろにはける。
あかんぞ!これはあかんぞ!と思い、「キョウシロー!速い!」と叫ぶ。
心の中では、お前!もう俺は屍寸前やんけ!ここで千切れたりオーバーヒートしたら、全員に一生文句言われるやんけ!と思っていた。
何とか1周目を終える。

10秒後発のネレバニが気になったが、それよりもキョウシローにやられる!ことの方が怖かった。

2周目の途中だったかな!?しんどくて記憶が曖昧だが、ネレバニに追いつかれた。
こうなると、もうハンマーチェイス!毎年恒例だ!www

ネレバニの真後ろに入り続けないように、ラインを変えるけど、どうしても重なるよね。
ということで、微妙にラインをずらすけど、ドラフティングは効いちゃうわけ。

ネレバニの川崎さんが一人で大声で叫んでいる。他のネレバニmen’sは沈黙。
「ラインはずせぇ~!!!!」「正々堂々としろ!!!」「トロトロネバネバしつこいぞ!」「それでいいのか!」「金玉ついてるのか!?」「すり下ろすぞぉ~こらぁ~!」(ユキはサドル高が低くなったので擦れてませんw)

ネレバニトレインも明らかにスピードダウン。
ユキが「最終周に全力全開で行きましょう!」とチーム内に発信する。

途中でプロ選手のトレインが抜いていく。

そして最終周。
ホームストレートでイツキが上げていく!
かなり良いペース!
私はイツキの後ろだった。

そのままストレートを全部引ききってくれ!と願っていたら、シケイン手前でお役目ごめん!
素晴らしい引きだったが、その後…わいかよ!
イツキのペースを維持しようと踏んでいたら、右横から(最後尾から)脳筋が駆け上がって行った!

おい!キョウシロー!引き始めるのは、そこちゃうやろ!
あの加速は無理だ…

心が折れた…
前を見れず、下を向いて頑張って踏んだ。

するとトヨカツが振り返っている。
ユキも叫んでいる。(わいへの鼓舞ではなく、きっとキョウシローを怒っている!w)

少しペースダウンしているように感じた。
数メートル開いたギャップを何とか埋めたら、GO!の合図が!
スーパーキョウシロータイム発動!!!!!!

これが意外にしんどくなくて、一定で走ってくれている分には全く問題なく、ローテもないので最後まで行けると一安心。

ぶち抜かれたプロ選手達との差が縮まってくる。
そして、追い抜く!w


キョウシロー半端ねぇ~

一安心していると、前のトヨカツがなんともない左カーブ(デグナーカーブ?)でペダルヒット!!!!
左ペダルを擦って、右に車体を立て直したトヨカツが、反動でまた左に来て、前輪を刈り取られそうになって、思わずデッカイ声で叫んでしまった!

殺す気か!アホっ!ど素人かっ!!!!!

身体を起こしてブレーキを握ったので、一気に前との距離が開く…
おい!おまっ!マジかっ!!!!

油断大敵だった!
ここでフルスプリントして何とか追いついて、そのままキョウシロー、ユキ、トヨカツ、わいでゴール。
キョウシローが雄たけびを上げていた!
冷静になれないのは、弱みだな…と再確認w
ネレバニを突き放して、最速ラップを叩き出して見事に優勝した!

しかし、キョウシローが強すぎて強い!
もう異次元!
乗鞍に向けてメニュー組んでアドバイスして、リミッター外せるようにアプローチしてきたのはわいやけど、マジで強い!

キョウシローの個の力で、TTTは優勝したのであった。
怪物キョウシロー現る!!!


チーム総合は2秒差でトップ。
個人総合も、キョウシローが3秒差でトップ。
初日は、ダブルトップで最良の結果を得て終えることができた。


しかし、疲れた…
全レースで今年度のパワーや心拍のPRを出していくので、かなり良いトレーニングだわ。

目覚めたときの倦怠感よ…


日帰りで家に帰ることを選択。
泊るより移動の1時間半の方が良いと判断。
正解であった。
やはり家に勝る良眠環境はなし!(全然回復してないけど!)

4ST クリテリウム 2.2km×5周 11.2km
クリテで川崎さんに勝てるイメージが持てない。
でも、逃げれるレースではない。
どうするか?チーム内で意見が分かれる。
最終的に、イツキの意見に賛同することに。

1周目のスプリントポイントをユキに獲りに行かせる。アシストは、パパとイツキ。
そのスプリント直後の川崎さんの疲れを利用して、残りの3名(キョウシロー、トヨカツ、わい)で逃げる。
3周目のスプリントもユキで狙う。
そして、5周目も当然狙う!

こんな感じ。
そんなに上手く行くかよ!と思いながらも、決めたからにはやる!という気持ちで、前日の反省を生かし、ちゃんとアップしてからスタート地点に並ぶ。

スタートしたが、クリートキャッチミスで中段~後方に下がってしまった。。。
ごめりんこ。

前でパパが下りでしっかりと先頭を引いて、イツキにバトンタッチしているのが見える。
見事にユキが先頭でラインを切って、1着のボーナスタイムを得る。

さっ!ここでアタックだ!行こうと思ったらトヨカツが仕掛けている。
でも、キレがないように見える。
トヨカツの後ろに列が連なって、集団は分裂せず。

そのまま流れで3周目に。
取りたいラインに入れないので、はこぶねに前を譲ってもらう。
はこぶねサンキュー!!!(この手前ではこぶねが叫んでいた!)
ユキをアシストするべきだと思って、ユキに声をかけて前に上がって行く。
ワイに脚が無くて、250mまで先頭で引ききれず、280m辺りでスプリントが開始された。
ユキは川崎さんに差されて、2着!
くそぅ!俺がしょぼいからだ!とうなだれる。

当然ながら、4周目に向かって集団は活性化。
何故かキョウシローが前を引いている。
何してんねん!と思ったが、どうしようもない。。。
集団に食らいつくので必死だった。
(後で、控室でイツキに怒られていました。「そういう無駄の積み重ねが後で効いてくるんです!」おぉぉ~正論で、真正面からぶった切った!w)

何とか集団の前に上がって行くも、最終周のかかった集団の前に出るほどの脚が無い…

最後は、イツキに託したが、ユキも疲労困憊で最後はスプリントが伸びず。。。
タケロウがきっちり優勝!さすが!クソカッコよい!

そして、まさかのムキムキ脳筋川崎さんが3位!!!
いや…強すぎるやろ。
無酸素無敵かよ!
3回もスプリントして、最後もきっちりそこに行けるのマジ尊敬!
カッコよすぎて鼻汁でました。(疲労困憊)

これで個人が逆転された。。。
でも、団体総合は、ネレバニに2秒差をつけてトロロスターが勝っている。

個人は、川崎さんがトップ。

2位キョウシロー:4秒差、3位ユキ:7秒差、4位トヨカツ:9秒差、5位わい:11秒差
2位~5位がトロロ。

6位しんの:14秒差、7位礼22秒差、8位古閑さん51秒差
6位~8位がネレバニ。

ネレバニの逃げを許さず、トロロ4名の内3名が先頭集団タイム差なしでゴールすれば団体総合は優勝できる。
個人は、トロロ4名が川崎さんを集団にステイさせて逃げを成立させることができ、秒差をひっくり返せば4名に優勝の可能性がある。

イツキとパパはアシストに徹する。

近年稀に見る大接戦である。5ステージへ。

5ST ロードレース 5.8km×7周 40.6km
作戦は上記した通り。
果敢に逃げよ!川崎さんを集団にステイさせよ!ネレバニの逃げは全部潰せ!

やられたらやり返せ!当日集まって一発ドン!の強さを見せてやれ!!!

レースはスタートする。
スタート前に、各レース毎に緊張しているトヨカツとキョウシローが個人的にウケる!w

1周目は特に危険な逃げは出来ないし、元気な人が多いので様子見で集団ステイ。
2周目にトヨカツが前で逃げているが、捕まるだろうから、チャンスを狙うために逃げることが出来るポジションを確保。
ポイントを取りにネレバニが動くので、ユキのアシストにイツキ・パパがいる。
活性化した直後がチャンスなのはセオリー通り。

後は、誰と逃げるか?集団内で誰が追いかけるのか?だ。

3周目にそのタイミングが来たっ!
カウンターでフルもがき!!!!

バルバの井上カズオさん、キョウシロー、しんの、他のチームが乗っかる逃げとなった。
激熱の逃げだ。
ネレバニしんのが乗っているのは、嫌だが…
キョウシローとわいが乗っているので、集団はネレバニが追わないと行けないことは間違いない。

キョウシローには温存してもらわんとあかんので、あまり踏ませないようにする。
でも、そこそこ踏んじゃう。
筋肉で鼓膜塞がって、声が聞こえてないのかな!?

しんのがローテを乱すので、さすがにそれは違うと思って注意しようと思ったら、カズオさんが注意した。
ローテしないなら後ろに居て!と言ったのかな!?
とにかく、注意してからしんのは一切前に出ず、ツキイチ専門おじさんとなった。
ムカつくけど仕方がない。
逆の立場でもそうするからね。

1周逃げて、やっぱり練習不足の影響が…
後ろを見ると4周目に捕まることが分かったので、逃げは諦める。
イツキに怒られそうだが、違う役割が出来るので素直に集団に戻ることを決めた。

しかし、再度振り返ると追走っぽい動きだったので、追走が抜き際に、キョウシローに指示する。
「行け!キョウシロー!!!」
サクッと反応して、追走にジャンプ。

キョウシローが前に居ると、ネレバニは足を使わざる得ない。
しんのが前に居ようと、タイム差はキョウシローが上だからね。
キョウシローを前に残すということは、チームにとっては最良の選択。
トロロは、元気なトヨカツが集団内に居てるし!と思っていた。

案の定、ネレバニがトレインを組んで、追走している。
古閑さんの引きが素敵すぎて素敵!
正直、ファンになった。
男前だし、優しそうだし、職人っぽい働きで素晴らしい!!!

スプリントポイントを取りに行くのと、逃げを潰すためだろう。
しかし、他のチームが集団を引く道理などないのに、意味わからんけど集団を引いているのを見て理解できなかった。
スプリントポイントも要らんだろうし、脚を使って集団を引く意味とは!?

キョウシローの逃げは、潰されるだろうが、スプリントポイントもキョウシローが取ってくれるだろうと集団内で前を見ていたら、なんも考えて無さそうだった…
おいおい!取られるぞ!と思ったら、集団内でトヨカツが「キョウシロー!!!!」と叫ぶ。

時すでに遅し!
川崎さんにポイントを取られる…
おまえ!なにしとんねん!w

脳みそマジ筋肉。

5周目に入り、アタックはイツキと2人でさばいていく。

そして、6周目に入る段階で、逃げを試みる!
ここで逃げないと、ワイの存在意義がない!と覚悟を決める。

糸川君だったかな?一緒に逃げてくれたけど、アタックで疲弊した直後に引けの合図は辛くてパス。
その後、ローテする。
やっしーも一緒だったよね。ここじゃないかな!?

きっとしばらく泳がしてくれるはず。
いつでも捕まえることができるという感覚だろう。
このまま逃げることが出来るほど、甘くはない。
しかし、こういうタイミングの慢心が致命傷になったりするもんだ。

しかし、ここにもしんのが居る。
やはり後方ツキイチおじさん!
なかなか曲者よのぉ~

俺の動きを察知してるのか!?
もしや!?俺のファンかっ!?
今度飯おごったろう!!!w

私が逃げても、トロロにはトヨカツが居てる。
まだ、積極的に動いていない。
こういうレースでトヨカツが何もせずに終わるのを見たことがない。
YouTubeの撮れ高を気にして、何かするはずだ!

なので、これは逃げるべき!
しばらく逃げる。

何か聞こえたので振り返るとトヨカツが追走してきている!
これはペースを落として合体作戦だ。

すると、追い抜くスピードがエグイ!!!!
伊織が鬼引きしている!

いやっ!ちょ待てよ!(キムタク風)

千切れました。
多少緩んで、追いつくかと思って、ヤッシーと糸川君と回したけど、心折れて集団内に戻ることに。

トヨカツ!頼んだぞ!(願い)

戻ったら、イツキが玄人の動きで集団を制圧。
そこそこタイム差が開いたので、トヨカツがこのまま逃げ切れば、団体総合も個人総合も奪取だ!

行け!トヨカツ!

集団の先頭でイツキと一緒にアタックをさばく。
すると古閑さんが鬼引きを始める。
いやぁ~かっけ~よ!

何才なんだろう。
あれだけ強く引けるのはカッコよすぎる。
ネレバニのアシストの神様だ。

段々とトヨカツの逃げが近づいてくる。
これは吸収されるなぁ~と確信。
ユキのスプリントに備えることに。

途中から、他のカテゴリーの選手も混合になって、もうワチャワチャして誰が誰だかわからない。
でも、トヨカツをキャッチしたので、後はスプリントでユキを発射するのみ。
そして、集団ゴールしてタイム差なしで総合ゲットするのみ。

キョウシローのポジション取りが危ないので、ユキの後ろにつくように指示するが、苦手意識があるようだし、乗鞍が控えているので最後は頭に血が上っていないようだった。

ワチャワチャ前に上がる選手が居て、イツキにユキを託して、私はタイム差なしでゴールする安全な走り方を心がけてゴールへ向かう。
最後は川崎さんがスプリントを制し、優勝!
ユキは踏み止めていた。

個人総合は逃したが、団体は守ったかなぁ~と思って、レース後に他のチームの選手達と談笑。

タケロウが「兼松さんMVPですよ!あれだけ動いて凄いです!」と年長者を敬う言葉をかけてくれたので、疲れが吹っ飛んだ!

でも、勝ったのはカズオさんという話も聞こえてくる。
うん!?川崎さんだろ!?と思っていた。

そして、控室に戻って話をしていると、何だかオカシイ…
うん!?どういうこと????

どうも、トヨカツは逃げのメンバーからドロップしたようだ…
おまっ!マジ!?

吸収したトヨカツの集団の前に、逃げが居たの!?

ここから大反省会…

特にイツキの落胆が激しい。。。
「自分、全然脚使ってなくて、余裕だったんです。力で負けたんじゃなくて、判断ミスで負けたんすよ!分かってたら、前回で追いかけて吸収できたのに…何やってんすか俺…」と。


応援組には「頑張って~!」ではなく「前に○名!」「前○秒差」「前にネレバニ!」とか言ってもらおう!と話し合った。
そして、前から落ちて来たトヨカツは、前の状況を話してもらうべきだったし、聞くべきだった。

ネレバニが最終追い上げしていたので、ネレバニは気づいていたのか?
どうなんだろう…

途中からの混走がややこしくしてしまい、さらに思い込みが疑う視点を奪ってしまった。。。
慢心は俺たちにあった。。。

ということで、個人総合も、総合優勝も逃してしまい無冠となった。。。


でも、メチャクチャ楽しかった。
レースしている!って感じだったし、自己満ではダメだけど、PR更新したり、それなりの役割を担えたり、レースを動かす動きを出来たと思っている。

さぁ~来週は乗鞍だ。
弟子達の最終仕上げで大忙しだろうけど、やり遂げます!

使用機材(ロード)
フレーム:TREK Émonda SLR
コンポ:SRAM Red eTap
ギア:F35/48 R10-33
パワメ:QUARK
ペダル:Wahoo SPEEDPLAY ZERO
ホイール:Bontrager aeolus RSL51
タイヤ:Vittoria CORSA PRO26C
エアーライナー:Vittoria
空気圧:F5.4 R5.4
サイコン:Garmin520
台座:REC-MOUNTS

ジャージ:SUNVOLT イナーメジャージ
グローブ:R×L FIT RACING
ヘルメット:LIMAR AIR ATLAS
サングラス:Scicon AEROWATT
シューズ:LAKE CX302
インソール:Reveメルトインソール
ソックス:RxL 武田レッグウェアー

<TT>
フレーム:specialized SHIV
コンポ:SRAM Red eTap
ギア:知らん!シングル
パワメ:QUARK
ペダル:Wahoo Nano
ホイール:F:ROVAL RAPIDE CLX R:Roval 321 Disc
タイヤ:Vittoria CORSA GRAPHEN2.0 F:28C R:23C ラテックスチューブ使用
空気圧:F4.9 R5.5
サイコン台座:REC-MOUNTS
サイコン:Wahoo ELEMNT BOLT

ヘルメット:MET Drone Hes TT
シューズカバー:SUNVOLTエアロシューズカバー

マッサージオイル:Igname OIL(summer)
チェーンオイル:BOOST OIL VERDE

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