第2回 JBCF 播磨中央公園ロードレース ~レースレポ~

並んだ位置は、最後尾から少しだけ前の列。

レースの作戦も何もない。
落車なく、元気に家に帰ることが出来たらOK!ってことだけでした。

コースはこんな感じ。

1周7km

スタートして、テクニカルなコースへ入って行く。

三井至
何度もブレーキが掛かり、追突するのかと思うようなブレーキ音と声掛けが飛び交う。

1分ぐらいで靴がグチョグチョになった…
そして、末端冷え性の私には辛い、冷えと脚攣りがいきなり襲ってきた。
あっ!これあかんやつや…何もしていないのに末梢の感覚が無くなって来る。
そして、指が攣りそう。

コーナーをいくつか抜けて行くと、いきなり落車…
おいおい…頼むで…
リアルスタートしてないのに落車するなら、リアルスタートしたらどうなんねん!!と不安しかなかった。

少しコースが広がった所でリアルスタート!
無難に一周目をクリアしたら、流れで安全な位置を確保しようと思って、集団の中央は避けて左端から上がって行く。

下り区間に入ったら、水飛沫がヤバイ!!!
いきなり目が痛くて、ちゃんと目を開くことが出来ない…
あっ!終わった…と思った。
脚がないとかそういうことではなく、目が痛くて見えなくてレースを降りるんだと思った。

高速下り区間を終えて上りに入ると速度が落ちるので、このタイミングで目をこすったり、コンタクトを移動させては戻したりして痛みを防ぐ。
永遠この作業の繰り返し…

すんなり目が回復したらテクニカルなコーナー区間は問題なくクリアできるが、目が回復しなかったら超絶怖い。
徐々にスピードにも慣れて来て、コーナーも覚えて来たので、上手く立ち回ることができた。

ルンルン♪
でも、毎周回下りで目が痛くなって辛い…
そして、寒い…

チームメイトのタカユキが前を走ってくれていたので、タカユキと一緒に走っていた。

至ンルン
中治は、あまり見かけなかったなぁ~

ゆーたさん
どうやら私の後ろの居たようですが、目が痛くてタカユキのケツしか見てなかったです。w

あぁ~いつ降りようかなぁ~とか考えながら、適当に集団の中段あたりを走っていた。

すると、確か6周回を終える前の上りで、スル~っと逃げっぽい集団が先行していることに気付く。
なんとなくメイン集団と差が開いている。
アサヒのカワカツとソレイユ小林さんが入っているので、これはこのまま行かれると終わるヤツだと思って、上りで前の方に上がって行く。

気づいた時は集団中段だったので、前に上がるのにそこそこ踏んだ。
上りを終えてスタート地点を通過すると、アーティファクトの祥平が横から踏んでブリッジするような動きを見せた!
それに反応するように、ベロベロの池とアサヒの選手が追っていた。

当然、私もその動きに乗る!

逃げ集団10名ぐらい?

20mぐらい離れて、祥平、池、アサヒの選手、私

2~3m離れて一列棒状のメイン集団

祥平はブリッジするために踏んでいることは間違いなかった。

ゆーたさん
単独ブリッジというより、数人で行こうという負荷だった。

しかし、池とアサヒの選手がしょっぱい走りをする。
池は、前に出てもすぐに下がるだけだから良いのだが、アサヒの選手は露骨にペースを落として後ろをしきりに振り返っていた。
祥平はそれなりの強度で踏み続ける。
池はその後ろ。

中切れ気味にアサヒの選手が池との空間を開けるので、追い抜かしてローテに入ろうと踏む。

その時に、左のコンタクトが消えた…w
そして、池の後ろに入った後の右カーブで、コーナーミスって左に膨らんでしまいコースアウト!!!
アサヒの選手ごめんなさい。

↑最後まで慣れなかったコーナーとコースアウトしたコーナーをチェックしてみました!w

ジャンプして5㎝~10㎝ぐらいの縁石を越えて、落ち葉ゾーンをガタガタ走ってコースに戻る。
かなり減速したので、少し差が開いていたメイン集団が私を追い抜いて行った。

落車することなくセーフ!!!
こういう時に、シクロクロスで色々とバイクコントロールを楽しんでいるのは、少しは役に立っていると思える。

すぐにリカバリーして、集団後方から集団前方に上がる。
明らかに祥平のペースと集団のペースが違う。
これは前との差が開くのは間違いないと確信したので、少しコースが広がるスタート地点の反対側の上り辺りで単独で前の3人へブリッジ開始。

ゆーたさん

データを見ると3分ぐらい下り区間を踏んでいる。

残り2km地点の大きな下り右カーブ手前辺りで、前の3人にジョイント成功。
そのまま4人で回せば、確実に前の逃げ集団に追いつけると思っていた。

ゆーたさん
すると…
牽制しとるやないかいっ!!!

えっ!?祥平は追いつきたいのは分かったけど…
池とアサヒの選手は、もうレース終わっていいの???と思ったけど、思った時には下り区間を気にせず踏んでいる自分が居た。

三井大先生
ここで踏まないと絶対に差は広がる。
追いつかないとグルペット完走おじさんになる。(完走してないけど!www)

下り区間をしっかり踏んで前を走る。
そして、ローテを促したら、前に出てくれへんやん!
何で!?何で!?勝負したくないの???

ブリッジで踏んだので疲れていたし、追いついてからもそれなりに踏んだし、コンタクトは外れたし、4名はここで緩んでしまう。

アーメン。。。

私は、この後のテクニカルなコーナーを片目で集団内で走ることは危険だと思ったので、上りで左に避けて少しずつ下がる。
集団がペースで坂を上って行く。

すると、祥平が踏み直して行くやん!
俺の前には集団が横に広がってしまって、簡単には前に上がれない。
しかも、先ほどの踏み踏みで疲れている。
池とアサヒは!?と前を見ると、スルーしてるやん!w

あっ!終わった。
この集団は、前を追わない。(追えない)

私は脚がうんこだし、前でテクニカルなコースを攻めることはできない。
反対側の下り直線コースならまだしも、先ほどみたいにコースアウトして落車なんかして巻き込んだら最低最悪のおっさんやん!

終わりました。

ここが勝負の分かれ目でしたね。

レース後に、Twitterで池に質問した内容を載せておきます。
チーム戦か…確かに…

様々な思考があって面白いね!
祥平のブログを見たけど、本当に良いタイミングで確実に動いているのを真後ろで見ていたので、良く分かる。

その後、前から下がりながら、仲の良いメンツに「コンタクト外れたので降りるわ~」と声掛けしながら殿へ。
すぐに降りようと思ったけど、迷惑掛からないから、後ろでもう少しヒラヒラしておこうと思って、その後5周ぐらい走っている。

ゆーたさん
唯一背中に入っていたパンのもぐもぐタイム。

祥平が戻って来ない。
そのまま追いついたのか?
それとも、単独走を継続しているのか?
そんなことを考えながら、「しかし、目が痛い!どうやってみんな対策してるんやろう…」とブルブル震えながら走っていた。

強度も落ちて段々寒くなって来たので、チームメイトに「ジレかウィンブレ貸して」と言って、次の周に「これ!XSですけど!」って渡された時は吹いたわ!!!www
着れるかよっ!!!

そして、次の周に目をこすったら右コンタクトも外れたので、終了のお知らせが届きました。

最後の方は、ブレーキも不調となり、スムーズにブレーキが効かず、カクンカクン!してメチャクチャ怖かった。


ゆっくり最後の上りを走り、レースを降りた。

その後、祥平が2位だと知って、震えたね!
いやぁ~祥平カッコ良かったなぁ~!

読んでみたら、レースの展開が良く分かるよ。
祥平のレースレポ

自分の準備不足とメンタルのショボサを嘆きます。

ダイキにもアドバイスもらってたのに…


寒さと末端の冷えは、想像よりやばかった。。。

ハードコンタクトレンズは、マジで地獄の痛みでした。
翌日、メッチャ目が腫れたしね…


アンケートにお答え頂きありがとうございます。

ハードコンタクトは少数派。
やはり多数派は、ソフトコンタクトなんですね。

私はハードコンタクトで、目が痛くて痛くて泣き続けて、辛過ぎました。

目頭に涙で流れた土の塊

下瞼は腫れているし。
翌日も目が腫れて痛かったです。

家に帰宅してから、無限に土が出てくるジャージやグローブなど汚染物を何度も何度も洗う。
当然、自転車も洗う。

不甲斐ないな…
走りながら、感覚の無くなった脚がいつ攣るのか不安だったし、判断も情けなかったし、控えめに言ってうんこでした。

骨折でしばらく自転車に乗れなくなり、1月中旬から再開して突貫工事的に仕上げて来たので、少しOFFにします。
レースは参加するけど、しっかり調整して出るのはしばらく先かな~

いやぁ~色々と悔しいレースでした☆
また頑張ります。

使用機材
フレーム:TREK Émonda SLR
コンポ:SRAM Red eTap
ギア:知らん!
パワメ:QUARK
ペダル:Wahoo SPEEDPLAY ZERO
ホイール:Bontrager aeolus RSL51
タイヤ:Vittoria CORSA GRAPHEN2.0 25C ラテックスチューブ使用
空気圧:F5.6 R5.7

ジャージ:SUNVOLT S-RIDE PRO パフォーマンス セパレートワンピース
ヘルメット:LIMAR AIR MASTER
サングラス:Scicon クリアレンズ
シューズ:LAKE MX332(TGRカラー)
ソックス:RxL 武田レッグウェアー

マッサージオイル:Igname OIL(CX + Rain)
チェーンオイル:BOOST OIL VERDE

Changingman 兼松大和

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